自転車男爵の旅ブログ

このブログでは自転車男爵の旅のお話を綴ります。

【アメリカ横断】ママチャリ「チャビー」アメリカに上陸

どうも!全力20%のヒューです!

 

ついに!ついに日本から持ってきたアメリカ横断に使う自転車の組み立てが完了しました!

チャビー1号!

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昨日の夜中2時過ぎ頃になんとか組み立て終了し、作業場からの帰り道がチャビー1号のアメリカでの初乗りとなりました。

 

まだブレーキが気になったり、後ろの荷台を付けたりと細かな微調整や付け足し部分はありますが、なんとか走れる状態になりました!

 

Jayが難点としていたのはBottom Braket(BB)と呼ばれる部品で、アメリカでは一切見た事がない形状&大きさらしく、最初はこの部品は新しいものにこちらで取り替えるつもりだったのですが、元々あったものを戻すことになりました。

 

BBというのはペダルの付け根にあるもので、ペダルが回るのに対し、フレーム(ボディ)が一緒に回ってしまわないようにする部分のこと。

 

チャビー1号は既に1万キロは走り込んでいる自転車のため、そのBBが少しダメージを負っているらしい。

 

なので対策としては、9月にニューヨーク州バッファローにて日本側とアメリカ側の家族大集合イベントがあるので、部品だけネットでオーダーしてその際に親に日本から持って来てもらうことにしようと思います。

 

その他でJayが驚いていた点は自転車に付けるカゴやチェーンカバーそういったものが全て取外しがめんどくさい場所に位置すること。

 

日本でも佐藤さんがママチャリは解体することを考えてない仕組みになっていると言っていたことをJayに伝えると笑いながら納得していました。

 

なにはともあれ、今日日中にかる〜く走りながら近所にあるハーバードにて写真撮影!

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ちなみに、ハーバード創始者の左足の靴を触ると幸運が訪れるそうです。

確かに左足の靴だけピカピカしておりました!

 

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(街中の自転車置き場に紛れ込ませた時の写真)

 

 

アメリカで自転車を走る時に、気をつけないといけない点は道が逆だということ。

 

日本では、いつも車の左側を走ってきましたが、アメリカでは車の右側を走ることになります。

車のハンドルも逆だし、右側通行になるというのは当たり前でわかりきっていたことなのですが、いざ、自転車で走る時に戸惑ってしまいます。

また、自分の右側にある車(駐車している車)がいきなり出てきたり、ドアが開いたりということもあるので、左側だけにとらわれてもいけません。

 

最初慣れるまでは大変ですが、乗りながら感覚を慣らしていくしかないので、気をつけて走ろうと思います。

 

 

また、アメリカでは自転車の手話(サイン)をみんな習っているそうです。

左手を左にまっすぐ伸ばす = 左に曲がります。

肘を曲げて左手を上げる = 右に曲がります。

肘を曲げて左手を下げる = 止まります。

 

また、歩行者道を走る場合には「左側通ります」と後ろから声を出して伝えることがマナー。

何も言わずに左側を通るとだいぶ驚かれます。

 

Jayに、「これ(自転車の手話)って車運転してる人も知ってるの?」

と聞いてみたところ、知っているとのこと。

 

Yuliyaも「自転車の手話ちゃんとやんなきゃダメだよ!」と僕やJayにいきなり言ってくるほど、アメリカ育ちの人の間では浸透しているらしい。

 

というわけで、アメリカで自転車を漕ぐ時には道感覚の誤差、そして自転車のサイン(手話)を忘れないように気をつけましょう。

 

最後に本日の簡単な英語教室!

日本語では『自転車に乗って走る』と表現します。

しかし英語では走るとは表現せず、自転車に乗ると表現します。

 

『自転車に乗ってあっち側の道を走るよ』と表現したい場合

 

「I'm gonna ride a bike and run that side of the street」

ではなく、

「I'm gonna ride a bike with that side of the street」

になります。

 

ついつい日本語表現で『そっちを走ってはいけない!』を

「You can't run that side」と言いがちになりますが、

「You can't ride that side」が自転車の場合には正しくなります。

 

自転車に乗っている方は参考にしてみてください。

 

それではまた!