自転車男爵の旅ブログ

このブログでは自転車男爵の旅のお話を綴ります。

【DAY99-100】ルイジアーナ州の歴史とニューオーリンズ!!<自転車アメリカS断記 New Orleans, LA>

どうも!全力20%のヒューです!

 

ニューオーリンズの初日はまず、旅の最初の頃に知ったCafe Du Mondeに行って本場のチコリー入りコーヒーをいただくことに!

カフェオレを頼むとそれはそれは甘ーい砂糖たっぷりの揚げ菓子が付いて来たw

そしてゆったりカフェオレを満喫しながらジャズを聞き、ついでにスケッチ!
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ニューオーリンズは長いことフランス領だったのですが、パリ条約により、フランス領だったルイジアーナ州はイギリスへ受け渡すことに。そしてイギリスとスペイン間の同盟により、ルイジアーナ州はスペインの植民地となります。

 

その後、ヨーロッパで起きていたナポレオン戦争により、ルイジアーナ州をスペインから奪還。

 

その頃アメリカ独立戦争により13の州がイギリスから独立。

もちろんルイジアーナ州は当時イギリス領ではなかったため関係ありません。

 

ではその後どうやってフランス領からアメリカ合衆国の一部となったのか。

 

それはまさかの金でしたw

 

その名もルイジアーナ買収(売却と呼ばれることも)

 

イギリスが攻めて来たら守るすべがないとして、フランスはだったら金にしようということで売ることを決めたそうです。

 

ところが当初のルイジアーナは物凄く広い土地を所有していた。アメリカの買った側はミシシッピ川がたどり着くニューオーリンズが欲しかっただけなのにルイジアーナを買収したことにより、まさかの当時アメリカ合衆国が有した土地が2倍になったのである。

f:id:zenryoku20p:20181213142714j:image(写真Wikipediaより)

 

この緑の部分がルイジアーナ。

アメリカ側はルイジアーナの大きさを知らずに買収したため、ニューオーリンズを手にするつもりがまさかの領土を取得したこととなった。

 

 

っとルイジアーナの歴史を学ぼう語ろうとするとフランス&インディアン戦争や7年戦争、

イギリスとスペインの関係性やらなんやら、、、

 

今はアメリカの歴史を学びたいだけ!!というわけには行かず、

ヨーロッパの勉強も今しないとならなくなる。

それはそれで面白いからいいんだけど、学ぼうと思えば思うほど、

なぜそうなった??という疑問が生まれ、どんどん歴史の渦に巻き込まれていく。

 

なので今はこの辺でストップ!!!

 

何はともあれ、ニューオーリンズのあたりに住んでいる人たちはフランス人が多かったため、どこの植民地になっても生活はあまり変わらなかったそうです。建築物はフランスものとスペインもの両方が残っていました。

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ニューオーリンズ、及び、ルイジアーナ州が今でもアメリカの他の州と違う文化や感覚が残っていることには法律が違うことも関係しているのだと思います。

 

アメリカは独立戦争で13の植民地(州)がイギリスから独立をしましたが、当時の法を決める人々はイングランド出身であったため、イングランド法という法体系を取りました。

ルイジアーナ州はフランス出身の人たちがメインであったため、Napoleonic Code(ナポレオン法典)という法体系を取られたそうです。
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そんなわけで、他の州とは法律がだいぶ異なります。

まず、路上・野外での飲酒がOK!

ドライブスルーやTO GO(お持ち帰り)のカクテルやビールも存在します!

(ということは飲酒運転もOKってことか????)

 

聞いたとこの話だと車の中での飲酒は合法だけど、ストローで飲むことは違法という不思議な法律を持っています。

 

ルイジアーナ州で弁護士になりたい場合も、他の州と法律形態が異なるため、ルイジアーナ州で免許を取得しないとなれません。

 

そんなことはともかく、

 

 

いやーニューオーリンズ

 

元々ジャズで有名だし音楽には期待していましたが、期待を超えるレベルでございます!

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ジャズは勿論、ソウルミュージックでもサックスやトロンボーンが大活躍!

 

僕らが主に散策したのはニューオーリンズで有名なバーボンストリートとフレンチメンストリート。

 

どちらも観光客が来る場所といえばそうなのですが、それでも音楽のレベルは非常に高く文句なし!

 

先ほど述べたようにニューオーリンズは日本と同じく路上でのお酒が許されているので飲み歩きも可能(アメリカは路上での飲酒は非常に厳しく、ほとんどの州で許されていません。)

 

そんなわけで飲んだっくれにはもってこいの街!

 

ジャズ演奏者も飲めば飲むほど上手く吹くw

 

朝っぱらからお酒OK!そんな街でございます!

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ニューオーリンズでは、ニューハンプシャー州で、旅の2日目に初めてお世話になったWarm Showersの方の紹介で、その方の親とお姉さんの家にお世話になっていますw

 

お姉さんはJazz Festivalなどに20年ほど関わっているためコネも強く、お姉さんから「とあるとこで働いているBruceという人に会いなさい!」という使命をいただく。

 

会ってどうしろというわけでもなく、会って来い!

 

ただそれだけw

 

一体何が待ち受けているのだろうか!?

 

そんなわけでBruce探しが始まります!

 

Bruceが働いているという場所に行って尋ねたところ、「yeah he’s around. He doesn’t work here any more but you may find him in a New Orleans Jazz Museum! あー彼はこの辺にいるよ!もうここを辞めてしまったけど、ジャズミュージアムに行けばきっと会えるよ!」

 

そんなわけでジャズミュージアムを尋ね、同じく彼に会いたいと話をすると

「yeah he’s around. Give me your phone# and I’ll text him that you came. Although, weather he will get back to me or not, come back tomorrow at 2pm anyway!あー彼はこの辺にいるよ!電話番号教えてくれたら彼に君たちが来たことを伝えるよ!でも彼が返事をしようがしなかろうが君たち明日2時にここに来なさい!」

 

という。

 

一体何が2時にあるのだろうか!?

 

なんていいながら初日はそこらの素晴らしいジャズを堪能して終了。

 

2日目、僕らは朝思いっきり寝て休んだのち、再び街へ!

 

ジャズミュージアムに向かう途中、ロイアルストリートという道で素敵なアートギャラリーを発見!

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f:id:zenryoku20p:20181130173908j:image素敵な絵だ!と思って、一緒に旅をしているJayには先に行ってもらい、ギャラリーの中に入ると、そこで働くJaneという方が話しかけて来てくれて、旅をしていることを話すと、別のギャラリーがいつも生演奏してくれるミュージシャンを探してるから行くといい!きっと演奏できるよ!」と紹介してくれました!ってなわけでジャズミュージアムの後に行ってみることに!

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この写真は前日の夜にジャズミュージアムを訪れた時に撮ってもらった写真。このミュージアムでは実際にライブなどもあるそうで、会場の中を見せていただきました。この日はここで、ニューオーリンズ出身のとあるトランペッターのインタビューが開かれていて、それを聞かせていただきました。

 

俺は疲れのピークが来ていてせっかくなのに話に集中できず、悔しいところですが、それでもジャズミュージアムの中を無料で見ることが出来たのは嬉しかったw

 

その後、Bruceは結局海外にいることが判明w

全然この辺にいないやないかいw

 

ってなわけで、先程紹介いただいたアートギャラリーを訪ねることに!

 

すると早速今晩演奏OK頂き、ライブをさせていただけることに!

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たまたまクリスマスカードを作ろう会的なものが開かれていて、それぞれクリスマスカードを作りながら聞いてくださりました!

あとでわかったのが全員観光客でニューオーリンズの人たちではなかったということw

 

ま、そんなことは関係ないさ〜

 

チップも頂けて夜の飲み代が浮いた!ありがとうございました!!!

 

もう十分長いのでこのブログはこの辺で。

 

それではまた!