どうも!全力20%のヒューです!
一昨日Geneve-on-the-lakeでもお世話になったCarolとPatに再び泊めていただき、お世話になった後Kentという街を目指してして出発!
出発して間もなくすると反対車線で自転車を押して歩いているおじさんがいたため、「大丈夫ですか?」と声をかけたところパンクしてしまったとのことでJayが修理してあげることに!
彼の名前はジョン!
スポークの数も少なく軽そうな自転車!
時速何マイルぐらいか聞いて見たところ17マイル(約27km)とのこと!速い!
なんと仕事のお昼休みに自転車に乗るのが習慣だそうで、このあと仕事に戻らないといけないからと焦っていたところだったそうですw
IT系のお仕事をされている方で職場にはシャワーも付いているんだとか。
無事修理完了し再び出発!
「オハイオ州は平坦だよ」なんて誰かが言ってましたが全然です!!
今回は急すぎて押して歩くはめになってしまいました(><) いやー悔しい!
ちなみにオハイオ州にもボストンはあるようです!ニューヨーク州にもバッファローの近くにありました!
オハイオ州は道がとても荒い一方、サイクリングロードが沢山あり、サイクリングロードの道は綺麗で助かってます。
今向かっているKent(ケント)という街は1970年の5月4日に学生が行なっていたベトナム戦争反対のデモに対し軍が送られ、生徒4人が撃ち殺されてしまった事件のあった場所で、Kentに行くと話すとこの事件の話題は絶対に出てくる場所。
この地域周辺に住んでいる人たちは、アメリカの政治、リベラル派か保守派かが今ほどはっきり分かれてしまったキッカケはこの事件、1970年から始まっているという考えの人が多いようです。
学生がデモをしていたのが悪い!という考え方と
デモをしていただけの学生を殺してしまうとは何事か!という考え方。
「アメリカが堕ちて行き始めたのはここからだ」という人もいるほど、この事件は今でも鮮明にこの地域、及びアメリカにとって忘れられない出来事として残っています。
この事件についてNeil Youngが歌った「Ohio」という曲を当時の写真と歌詞と共にどうぞ。
https://youtu.be/UxdqEjocEQQ
これから行く街はこういう事件があった街なのだということをしっかり頭に入れて行こう。
そしてKentの街に入ると同時に自転車の横を通り過ぎようとする車が窓を開けて声をかけて来ました!
車「どこから来たんだい?」
「ボストンからです!」
車「今日はどこに泊まるの?」
「まだ決まってないです!」
車「うちに土地あるから泊まりに来な!今そこに車停めるから電話番号交換しよう!」
車「Kentはいい街だよ!好きなタイミングで連絡して!」
車から話しかけてくれた方の名前はアダム!
いやー助かります!!ありがとうございます!!!
とりあえず、事件の現場でもある大学、Kent State Universityへ!
ここはカレッジラジオも有名ということで訪ねてみたのですが、丁度閉まる時間になってしまったためまた翌日に行くことに!
それにしてもKent State University!
かなり綺麗なキャンパスでした!
今回はキャンパス内にある学生の掲示板にハウスショー(ライブ)の情報がないか調べて見たり、図書館で働いている学生、キャンパス内を歩いている学生に聞いて見たりしながら情報収集。
結果、たまたま明日の夜House Showでライブをする予定だというバンドマンと出会うことが出来、無事ブッキング成功!
夜、アダムと合流しようとすると、アダムもバンドマンでバンド練習をしているとのため、そちらにお邪魔させていただきました!
アダムはプロのミュージシャンとして働いていた経験もあり、バンドメンバーはみんな上手でした。
ジャムセッションを一緒にして、今夜はアダムの家に一泊。
明日は学生たちの家でライブです!
それではまた!