どうも!全力20%のヒューです!
DAY93はThanksgiving Dayということで休日。
アメリカではこの日は家族で集まってターキー(七面鳥)を食べます!
Thanksgiving Dayとは、日本で言う収穫祭。そして、まだアメリカ合衆国が独立する前の話ですが、ヨーロッパからの人たちがアメリカに移住したことを祝う日でもあります。
そんなわけでほとんどのビジネスがお休み。
そして僕らもこの日は移動せず、ただただ休ませていただきました。
翌日、DAY94
Jacksonという街は結局危険という噂ばかりなので、通らず、回り道して南に向かいました。
Jackson近辺に来たあたりから自転車事故の話を会う人会う人皆からされ、「ついこないだあそこの道で自転車がひかれて死んじゃったよ」そんなニュースだらけ。
ということでなるべく大きな道は使わずに、いろんな人と話ししながら情報を得て、出来る限り交通量の少ない道を選んで進むことに。
ミシシッピ州も馬がとにかく沢山見られます!
また、細長い木々も沢山見られ、針葉樹が増えて来ました。
季節も冬から秋が再来!日中の気温もあったかくなってきたし、なんなら蚊も少しだけだけど再び現れ始めた。
夕方、暗くなる前に目的地に辿り着き、ガソリンスタンドでテントを張れる場所を聞いてみると、店員さんは英語を話さず、(パキスタン系?の言語)マネージャーを呼んでくれたと思いきや、そのマネージャーもまさかの片言w
そしてマネージャーが隣にあるリカーショップで働く人を紹介してくださり、そこで同じ質問をすると「ここを少し先に行くと公園があるわ。そこならテント張っても問題ないと思うし、もし警察が来たらリカーショップのおばちゃんが良いって言ったって言っていいわよ」とのことでした。
とりあえず一安心と思い、外に出ると車に自転車を積んでいるおじさんが話しかけて来てくれて、「いやーその公園は確かもう無くなったと思うけどな。ちょっと距離あるけどうちのDeer Campでキャンプするかい?」と言ってくださり、お世話になることに!
そこにはお湯もあり、野外シャワーもある。なんならステージもあって、そこでライブをすることもあるらしい!
しばらくすると、おじさんに電話がかかって来て、「たった今娘が鹿を仕留めたらしい。ちょっとしたらここでその鹿の皮剥を始めるけど、いいよね?」
おおーなんと!
そう!ここはDeer Camp!(鹿の狩猟に使われる小屋がある場所)
ってなわけでしばらくするとゴルフカートで荷台に銃で肩から仕留められた鹿が積まれた状態で娘夫婦が現れた。
鹿はまだ撃たれたばかりだからか目もまだ動いているし体もピクピクしている。
娘さんの夫が鹿の後脚を持って手慣れた様子でふくらはぎを切り裂き、そこにハンガーのような物を通して木に吊るす。
ふくらはぎの部分は血が通っていないのか出血の様子はなかった。
木に吊るされると口からどんどん血が流れ出ていき、後脚の膝部分あたりから皮をめくって行く。
こうやって書いてると血だらけなのかと思われると思うのですが、血抜きができているお陰で口から流れ出る血以外の部分では皮を剥いでいっても血は溢れ出なかった。
そして皮をめくり終えると、筋肉を支えている白い膜を取り除き、食べたい肉の部分を切り取って行く。
この瞬間もほとんど血は出てこなかった。
鹿肉は切り取った後、3日間ほど氷に付けて冷やすそうで、アイスボックスへ。
いやー中々衝撃的でしたが貴重な場面を目にすることができました。
そのあとはおじさんと娘さんの夫と茹でピーナッツをいただきながら歌を歌い、終了。
This is about as far country as you can get -ここはこれ以上とないど田舎中のど田舎だ!
今回のホストはそう言っておりました。
ミシシッピ州、まだまだ楽しませてくれますね!
それではまた!