どうも!全力20%のヒューです!
今は実家でテレビを見ているのですが、なんとウィンブルドンの決勝戦!
W杯に話題が奪われていましたが、テニスも大所です!
これが終わると来月の終わり頃にはUS OPENが始まります。
出典先:US Open | Overview | ATP World Tour | Tenis
僕がまだ日本縦断の旅に出る前、ニューヨークでフリーランスとして働いていた頃
US OPEN(全米テニス)に関わるチャンスがあり、お仕事をさせていただきました。
それまでテニスなんて正直感心もなかったですし、面白さもそこまで感じていませんでしたが、生で全米オープンテニスという、グランドスラム、W杯級の試合を見れたのはとても衝撃的でした!
仕事内容は、日本からの某テレビ局スタッフの皆様をホテルから大会会場まで車で送り迎えすることと、テニス選手たちがするインタビューの翻訳をすること。
時間に余裕がある時は会場で試合も見せてもらえました!
このわずか20日間のお仕事で、僕はだいぶテニスが好きになりました。
まず、テニスとはお金持ちのスポーツだと言われています。
しかしながら、「テニスの王子様」を見ていたって別にそこについては感じ取れないし、
へ〜っとしか思っていませんでした。
ところがですよ!US OPENなどと言った大きな大会になるとその意味がなんとなくわかってきました!
例えばですよ!試合が14時からだとします!
そうすると相手選手が14時に現れなかった場合、棄権勝利だと思いますよね?
格闘技とかだとそうだと思います。
日本テニス協会(JTA)とかだと15分以内の遅刻であればウォームアップの時間が短くなると言った感じの調整はあるようですが、それを過ぎたら棄権試合。
ところがグランドスラム・オープンテニスは違うんですよ!
なんと『罰金』
これが待ってるんですね。
試合に遅れても試合は待ってくれるんです!
そして試合中コートから離れてしまった場合も『失格』にはならないんですねぇ!
これまた罰金『$20,000』約200万円!
試合中に監督に向かって暴言を吐いたら..
試合中にラケットをぶん投げたら...
試合後の選手インタビューに出席しなかったら...
と言った具合に、『失格』『退場』の代わりに『罰金』が様々な場所で待ってるんです!
紳士のスポーツとか言いますが、要は金持ちのスポーツ。
失格退場よりも、罰金のスポーツ!!!
サッカーでイエローカードやレッドカードを貰う度、なんならファールの度に罰金があったらどうでしょう?
やはり紳士のスポーツになるのではないでしょうか?笑
このお仕事の際に初めて、テニスはお金持ちのスポーツだという認識が持てました。
また、罰金だけでなく、収入の方も中々です。
全米テニスであれば、下記のような賞金額が発生します!
優勝者:US$ 3,700,000 (3億7000万円)
準優勝:US$ 1,825,000 (1億8250万円)
ベスト4:US$ 920,000 (9200万円)
ベスト8:US$ 470,000 (4700万円)
4回戦:US$ 253,625 (2536万2500円)
3回戦:US$ 144,000 (1440万円)
2回戦:US$ 86,000 (860万円)
1回戦:US$ 50,000 (500万円)
[()内はおおよその金額です]
ということは?グランドスラム(全米・全豪・全英)で20回優勝しているフェデラー選手!
彼はテニス、それもグランドスラムだけで74億稼いでることになるのか!!!???
もちろんグランドスラム以外にも大会はいっぱいあるし、
リンドールのコマーシャルなんかもやっちゃってるし、
(出典先:Swiss Chocolate Heaven | Family Ski News)
稼いじゃってますよー彼は!
すごいなとしか言葉が出ません。
ルール、罰金、賞金だけでなく、テニスは実際見てみると面白い!
もしあまり見たことがないという人も、選手のことを知るとより一層試合が楽しくなります!
この選手インタビュー翻訳のお仕事は、そういう意味でとても素敵な期間でした。
シャラポワが『シュガポワ』というキャンディーショップを実は開いてるとか知ってましたか?
まぁでもこんだけ稼いでいるTopテニス選手にとっては、罰金なんて大した額ではないのでしょう。
そんなこともこのお仕事で知れました!
お仕事をくださった方々には感謝感謝でございます。
またどんなスポーツであれ、こういったお仕事をいただく機会があったら楽しみです。
それではまた!